menu

くるしま童話名作選は全10冊!

 くるしま童話名作選は、久留島先生のお話をもとにつくった絵本です。「興味」「夢」「教え」を童話の三大要素とした久留島先生のお話の中から、久留島イズムといえる「信じあうこと・助け合うこと・違いを認め合うこと」をテーマに企画出版したものです。現在の子どもたちが楽しめるような言葉や絵、読み聞かせたときの耳から聴こえる語感にこだわりました。日本を代表する絵本画家が手掛けた作品でもあります。久留島先生が大切にしてきた「子どもの膝の前の友」として、大人と子どもで一緒に楽しんでください。

 当館で販売(各1,400円)しているほか、発送による販売もおこなっています。詳しくはこちらへ!

 

絵本のあらすじ

・ともがき(絵:古内ヨシ)  

        

 きらわれ者のカラスは、ネズミと友達になりたいと頼みました。「こわいカラスと友だちだなんて!」困ったネズミは、仲良しのカメに相談することにしました。カメの助言により、シカも仲間に入れて友達に。そんな時に事件が起こり…。「ともがき」とは、垣根のように固い絆で結ばれた友達のことです。

 

・子ぐものいのり(絵:古内ヨシ)【在庫切れ:令和7年度再販予定】

 教会の天井の隅に2匹のくもの親子が住んでいました。今夜はクリスマスイブ。大人たちが朝早くから集まって大掃除をはじめ、もみの木を運び込みました。クリスマスツリーを見たくものおや子に起きた出来事とは。。。

 

・ゆめうりふくろう(絵:遠山繁年)

 人間の子どもが見た夢を集め、その夢で森の動物たちを幸せにするふくろうの物語。それぞれの夢は草や苔で作った小鳥の巣のようなものに保管しています。神秘的でユニーク、そして心温まるストーリーです。

 

・トラの子ウーちゃん(絵:篠崎三朗)

 いたずらっ子のウーちゃんが「怖い人間」見たさにお母さんの言いつけを聞かずに山を下ります。「するどい きばと つめを もった おかあさんが こわがるなんて、どんな すごい やつだろう。」さて、ウーちゃんが冒険のすえ出会った人間とは?

 

・すずむし(絵:黒井健)

 音の悪いお宮の鈴が、神様からのお告げで良い音を出すために修行の旅に出かけます。「ガシャンガシャン」から始まった鈴の音は、さまざまな場所へ行くごとに変わっていき…。

 

・ツバメのおんがえし(絵:篠崎三朗)

 ツバメの隼雄が、おばあさんの家にせっせと巣を作っています。ある日、隼雄が巣を固める泥を探していると、道端の溝の中から、何やらコソコソと話声が聞こえてきます。そっと降りて、のぞいてみると…。

 

・月宮殿のおつかい(絵:アヤ井アキコ)

 「このままでは おや子 ともども 食べられてしまう、いったい、どうしたら いいものかしら…。」 狼に狙われるひつじのおや子を助けるためにウサギが考えた方法とは?十五夜、満月の夜に起きた愉快な出来事です。

 

・海に光るつぼ(絵:ゴトウノリユキ)

 終戦後の日本で靴磨きをする少年ケンイチ。おばさんの家へ遊びに行き、海でふしぎなおじいさんと出会います。おじいさんはケンイチの名前を知っていて、海の底まで連れて行きます。そこで見せてくれたものとは?

 

・弾きがえる(絵:市居みか)

 音楽の大好きな三兄弟がバイオリンを弾いていると、音楽の大好きなカエルが池から出て来てその音色を聴いたあと、兄弟それぞれに頼みました。「うちに来て、バイオリンを弾いてください。」さてさて、どうなることでしょう。

 

・なだれうさぎ(絵:いしいつとむ)

 ある時、とうげの谷間に暮らしている親子が雪崩で家ごと埋まってしまいます。お母さん、たあぼう、ちいこが助けを待ち続けた7日目、3人を探すお父さんと村の人の前に、一匹の白ウサギが飛び込んできました。実話をもとにした心温まる童話です。

 

ページトップへ