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吉田初三郎没後70年記念展 美の国、日本を描く

 鳥のように空を飛びながら下界を眺めるような視点で描かれた鳥瞰図。
 その第一人者として「大正の広重」と称された吉田初三郎は、大胆なデフォルメと独自の画風「初三郎式」で、旅行ブームを牽引し、その作品は広く親しまれました。1955年に71歳で没してから70年を迎える今夏、彼が描いた大分県内の鳥瞰図や、観光創成期に果たした功績を振り返る企画展を開催します。
 また、初三郎は久留島武彦とともに「桃太郎像」とも深い関わりがあり、像建立のための募金の返礼品として描かれた絵はがきも初三郎の手によるものです。
 桃太郎を愛し、自身を重ねた初三郎の知られざる一面にもご注目ください。

 開催初日の7月8日にミュージアムガイドを行います。詳細は後日お知らせします。

 会期:令和7年7月8日(火)〜9月28日(日)

 企画監修:益田啓一郎氏(吉田初三郎研究家)

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