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『巖谷小波 おとぎの世界展』の開催について。

 久留島武彦記念館では、久留島先生が師として兄として慕った巖谷小波の生誕150年を記念して、9月9日(水)より「巖谷小波 おとぎの世界展」を開催いたします。

巖谷小波(いわや・さざなみ)【1870~1933】

 巖谷小波は、日本初の創作童話『こがね丸』(博文館、明治24年)を発表して近代児童文学史を拓いた児童文学者であり、俳人です。明治期に児童文学作品を表す言葉として「お伽噺」を使用、自ら編集長を務めた『少年世界』『少女世界』『幼年世界』などの雑誌を通して日本中に児童文学を広めました。また、個人による日本初児童叢書である『日本昔噺』(24編)、『日本お伽噺』(24編)、『世界お伽噺』(100編)などのシリーズを刊行し、日本はもちろん世界中の伝承説話のリテリングを体系的に行いました。『桃太郎』『金太郎』『浦島太郎』などの民話や英雄譚の多くは小波の手によって再生され、幼い読者の手に届きました。
 俳人でもあった小波は自ら開拓したお伽噺の世界を俳画に融合させ「お伽俳画」という独創的な世界を創り上げました。今回の特別企画展では、小波の描いた日本昔噺の俳画をはじめ貴重な品々を通して、小波の夢あふれるお伽の世界を紐解いていきます。

 

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